
「新しいパソコンが欲しいなぁ」と思っているものの、「高くて手が出ない」なんて思っていませんか?
このサイトはそんなあなたに向けたサイトです。
でもあなたがはじめてパソコンを買うのであれば「新品」をオススメします。
個人的に「中古パソコンにはワクワクが詰まってる」と思っている僕です。
このサイトも中古パソコンのサイトです。
でも繰り返しますが、あなたがはじめてパソコンを買うのであれば「新品」をオススメします。
2台目とか、以前にもパソコンを買ったことがあるのであれば、真っ先に中古パソコンをオススメするのですが、いちばん最初はやっぱり「新品」がオススメです。
なぜ新品がオススメなの?
中古パソコンのサイトにも関わらず、新品をすすめるのには理由があります。
本体や説明書・付属品などがどのように同梱されているかや、どんなふうに梱包されているかなどメーカーから出荷されたばかりの真っ新な未開封の状態を経験として知っておくことで、のちのち中古パソコンを選ぶ際に付属品の必要・不必要や譲れないこだわりを見極めたりするのに役立ちます。
自分の目的に合った一台を見つけられるようになるための経験として「デビューは新品」ということです。
でもお金がないから安いものがイイ。
新品がイイことはわかっていても、無い袖は振れないということもあるでしょう。
中古パソコンを選ぶ理由もよくわかります。このサイトを運営するくらいですからね。安さというのは非常にパワフルな理由です。
またじめてパソコンを買うけれど「よく解らないからこそ、高いお金を払いたくない!」という人もいるでしょう。
ある程度理解しているからこそ、コストパフォーマンスがどうだとか、金に糸目はつけないでハイスペックだとか言いますが、たしかに得体の知れないものに対して大枚をはたくのは僕も気が引けます。
そこで僕がオススメするのは「リファービッシュ品(またはリフレッシュ品)」と呼ばれるものです。
リファービッシュ品・リフレッシュ品とは?
「メーカー再生品」や「再整備品」などともよばれ、初期不良などの理由で、メーカーに返品されたパソコンを、修理したり再整備したりして再出荷された商品のことをよびます。
一度出荷されたものを再販するので中古品扱いではあるものの、中古業者ではなく、メーカーの手によって整備されているため、一般の中古品とは区別して販売されることが多いものです。
そこで一般的な中古品との違いをまとめてみました。
一般的な中古品との違いベスト3
1.保証
メーカー再生品のメリットは何と言っても保証の手厚さです。
メーカー再生品には通常の中古品にはないメーカー保証がついてきます。
つまり新品と同様にメーカーが保証してくれるということ。
多くの場合は3ヶ月程度の保証ではあるが、最近だと長いところで最大3年間の保証が付くこともある。(注:条件による)
一般的な中古品の場合は、販売店が1週間〜1ヶ月程度の保証をつける程度なので、保証の面だけでもメーカー再生品を選ぶメリットは高い。
2.コンディション
コンディションの良さ、つまり商品の状態のよさもメーカー再生品の特徴のひとつ。
ほとんどが新品購入後すぐに返品された商品がベースになっているうえ、メーカーの手によって不具合のあった部分についてはパーツの交換や再調整が行われている。
そのため新品と見分けがつかないほど状態のよいパソコンが多い。
また Core i シリーズを搭載した比較的新しい世代のパソコンがほとんどなため、一般的な中古品よりもメーカー再生品を選んだ場合、キレイで高性能なパソコンに出会う確率が高いです。
3.価格
メーカー再生品は中古扱いになるため、少なくとも新品価格のおよそ80〜90%の価格になる。
保証もコンディションも新品と同等なうえ価格も安くなるので、はじめてパソコンを買う人にとっても、メーカー再生品がオススメといえる。
ちなみに一部メーカーでは、メーカー再生品を「アウトレット」や「訳あり品」として自社のオンラインサイトなどで販売している。メジャーなところでいうと、富士通やアップルでは「再整備品」として直販サイトに専用のコーナーを設けて販売している。
またパソコンだけではなく、ニコンでもデジカメの再生品をアウトレットモールで扱っている。
注意すべきメーカー再生品のリスク
こうしてみるとメーカー再生品にはデメリットがないようにも見えますが、実はリスクが隠されています。
主なリスクを知っておきましょう。
1.流動的な数
まずは商品のラインナップや販売数が流動的なことがあげられます。
メーカー再生品は不慮の事故(?)で発生した商品になるため、当然のことながらラインナップや販売数は流動的にならざるを得ません。
必ずしも欲しいパソコンがあるとは限らないので、そこは心得ておきましょう。
2.リースアップ品
次にメーカー再生品には今までお話しした「一般ユーザー」から返品された再調整品の他に、「リースアップ」によるメーカー再生品も存在すること。
企業にリースされていたパソコンをメーカーが一旦引き取り、整備したうえで再販をしたものです。
この「リースアップ物」は前者の「一般ユーザー物」とは内容が大きく異なるので注意が必要です。
リースアップ品って?
ここで今出てきた「リースアップ物について少し説明しておきましょう。
企業にリースされていたリース品はリースアップしてから中古業界で流通されるため、発売から数年経過した古めのモデルが中心になり、さらにリース期間中にバリバリ使い込まれたものが多い。
そのためリースアップ品に関しては、メーカー再生品とはいうものの一般的な中古品と変わらないか、場合によってはそれよりもコンディションが劣るものも少なくない。
法人モデルやビジネスモデルといった一般の販売店では流通しないパソコンを安いメーカー再生品だからといって安易に手を出すと、思わぬハズレをつかまされてしまう危険性が高くなります。
ただし誤解のないように言っておくと、法人モデルの方が余計なものがなかったり、カスタマイズしやすかったりと使いやすい面もあるので、あくまでも「購入前のコンディション確認」の面で気をつけてください。
とくに通販を利用する場合には現物を手にとって確認できないので、気になることがあれば実際に販売店に確認することを重要。
わたしのジンクスかもしれませんが、経験上スタッフ対応の良し悪しと、扱っている商品の品質には何か通じるものがあると感じています。
まとめ
まるで新品のメーカー再生品(リファービッシュ品・リフレッシュ品)の、メリットとデメリットを再度確認しておきましょう。
メリット
- 一般的な中古品にはないメーカー保証と長めの保証期間。
- まるで新品のようなコンディション。
- 保証もコンディションも新品同様なのにお手頃な価格。
デメリット
- 言っても中古品。それなりにキズや使用感があることもある。
- ラインナップや販売数に限りがある。
- メーカー再生品に潜むリースアップ品には要注意。
わからないことやコンディションについては販売店に確認をしておくのがよいでしょう。
メリットとデメリットをしっかりと理解したうえで、ぜひ自分にあったベストな1台を見つけてください!